「四川省環境保護合作事業(広島県主催)」で2月18日より四川省環境保護庁の職員の方が県内の環境関連分野の研修に来られています。
2月28日の午後は、リサイクルプラントの見学として当社の鵜飼工場と本山工場の見学に来られました。
鵜飼工場での見学の様子です。写真は、容器包装プラスチックごみから、異物(金属類、紙くずなど)を手選別している様子を見学しているところです。
見学の中で、RPFの原料となる廃棄物やプラスチック系の家庭ごみについてたくさん質問されました。
本山工場に移動して、資源ごみの手選別作業の様子や廃棄家電製品の解体の様子を見学していただきました。
廃棄された家電製品をエアードライバーで解体し部品ごとに分けているという説明をすると、熱心にメモを取られてました。
最後に廃食油からバイオディーゼル燃料を製造している施設をご案内しました。
サンプルを見せながら説明すると、設備の能力や製造時間について質問を受けました。
リサイクル学習室に入り、取締役の中川より挨拶をさせていただきました。
「当社は『焼かない、埋めない』をモットーに廃棄物を資源に変える仕事をしている」と、当社の経営理念について話をさせていただきました。
その後、「家庭ごみの処理」と「事業ごみの処理(RPF固形燃料化)」について、スライドを使って説明を行いました。
府中市の家庭に配布されているごみ分別表や分別辞典を見せると、分別のルールに大変興味を持たれていました。
四川省と日本とでは、事情が違うところが多々ありますが、今回の見学会がお役に立てればと思いました。